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業務用エアコンの漏電ブレーカーが落ちる場合の対処法!修理の判断基準とメンテナンス


 

オフィス内には照明器具や空調、複数のパソコンや電話機と多くの電気を使用する機器があります。
その中でも業務用エアコンで漏電ブレーカーが作動して落ちてしまうことがあります。

 

漏電が起きている場合に作動するブレーカーですから、管理業者に修理を依頼するのがベストですが、
まず漏電ブレーカーが起きないようにする予防対策と、もし落ちてしまった場合の対応方法を知っておきましょう。

 

漏電箇所の見つけ方

漏電ブレーカーが落ちている場合は、安全ブレーカーを全て「切」の状態にします。
漏電ブレーカーを「入」にして、安全ブレーカーを1個ずつ「入」にしていきます。

 

漏電が起きているブレーカーは「入」にしても、漏電ブレーカーがまた落ちるはずです。

 

漏電が起きているブレーカーがどの機器につながっているか確認します。
その機器の電源をオフにできる場合は、オフにして再度ブレーカーを「入」にして確認します。

 

これにより使用している電気機器による影響が分かれば、原因を特定できるかもしれません。
それ以外は、エアコン機器の故障などビルや設備側の問題となります。

 

レーカーが故障している可能性もありますし、自分で配線を触るのは危険ですから、
電気配線や設備の問題は、必ず業者に修理を依頼するようにしてください。

 

漏電ブレーカー故障の確認は「テストスイッチ」

ブレーカーに取り付けられている「テストスイッチ」は、意図的に漏電状態を発生させる装置です。
漏電ブレーカーが正常の場合は、テストスイッチを押すと遮断機が作動します。

 

スイッチを押しても遮断しない場合は、ブレーカーが故障している可能性があるということです。
漏電ブレーカーの耐用年数は約10年程度から約15年程度といわれています。

 

使用状況によって大幅に変わってきますので、4年ごとに定期的に点検するようにしましょう。
配電盤の交換は、電力会社の契約ブレーカーで取替の理由が契約の増加又は減少の場合は電力会社です。

 

それ以外の理由で配電盤を交換する場合は、登録電気工事店への委託になります。
町の電気屋さんで登録電気工事店ならどこでも可能です。

 

メインブレーカーの容量不足

エアコン機器や配線のショートや故障が漏電の主要因となりますが、それ以外にも漏電するケースはあります。
メインブレーカーの容量不足でブレーカーが落ちる場合です。

 

エアコンの設定温度を一斉に低くしたり、急激に電力が流れて容量がオーバーしてブレーカーが落ちるのです。
電気機器は特に起動時に電力がピークになる場合が多いので注意しましょう。

 

この電力オーバーは、メインブレーカーの容量を上げるか、
使用機器の冷房の設定温度などを随時調整しながら運転しましょう。

 

台風・豪雨の影響で電気系統の漏電

大雨や雷が落ちた影響による漏電もあります。
特に梅雨の時期などの漏水で、建物内の電気配線まで雨水が入り込むことがあるのです。

 

また落雷が発生すると、異常に大きな電圧が発生するので、
電力会社の施設の影響で一時的にブレーカーが落ちるケースもあります。

 

漏電ブレーカーが落ちたタイミングで台風・豪雨の影響があった場合は、
一度電力会社に問い合わせてみるのが良いでしょう。

 

工事で止められていることも稀にあります。
電力会社が電柱や電線の工事をする時には、一帯の送電を一時的に止める場合があります。

 

約1週間程度~約1カ月程度前に近所の工事の告知がないか確認してみましょう。

 

電力会社のウェブサイトで工事や障害の一覧を確認したり、
直接問い合わせてみるのも良いでしょう。

 

漏電のサインと特定できない漏電

漏電ブレーカーに異常がない場合でも安全とは限りません。

 

漏電ブレーカーが落ちなくても「電気使用量が異様に増えた」場合には、漏電の疑いもあるのです。
オフィス内の金属部分に触れると静電気のようにビリビリすることがあります、これも漏電のサインです。

 

回線の接続箇所が発熱、絶縁体がショート、電気機器自体が故障、
漏電ブレーカーが故障、雨漏りで回線やブレーカーが濡れた等、
特定できない漏電要因はやはり業者に調査を依頼するしかありません。

 

機器の故障や配線のショートや絶縁不良などでブレーカーが落ちる場合、
無理に運転を続けると他の部品が過電流で故障する場合もあります。

 

余計な修理代がかさむ前に、一度管理会社に点検に来てもらうのをおすすめします。
費用は事前に複数のサービス業者のウェブサイトなどから、見積もりを一括でとることが出来ます。

 

清掃洗浄メンテナンスで機器を正常に効率よく回す

業務用エアコンの日頃のメンテナンスは、冷暖房効率の低下で電気代が高くならないようにするには必須です。
エアコンの不具合や故障の防止、カビ菌やホコリによるアレルギー防止にも役立ちます。

 

業務用エアコンでも室内機フィルターの清掃、洗浄をまめにすることが望ましいです。
自分でやる場合は、必ずブレーカーを切り、運転を止めてから洗浄しましょう。

 

室外機周りに物が置いていないか、室外機の状況も確認して掃除しておきます。
取扱説明書を読み、最初にグリルを開け、ファンの周りとパネルの周りから綺麗に掃除します。

 

フィルターの汚れを洗ってから掃除機で除去することはできるでしょう。
フィルター掃除は月1回を目安にします。

 

業務用エアコンの清掃を業者に委託して、部品のメンテナンスの対応をしてもらうのも良いでしょう。

 

漏電ブレーカー以外の漏電対策

ネズミなどが電気コードをかじったりして漏電する場合もありますので、コードカバーで害獣対策をしておきます。
またプラグやコンセントを定期的に掃除しておきましょう。

 

プラグ部分にほこりが溜まることで漏電し火災に繋がるケースも多いです。
そして電気コードを折ったり曲げたり束ねないこと。
電気コードの整理は、円を描くように巻くと安全です。

 

さらにアース対策は必ずやっておきたいです。
パソコンなど電化製品のアース線をコンセントのアース端子に接続します。
そうすると漏電によって発生した電気が地面に流れてくれます。

 

漏電が起きると電気の供給が非効率になってしまい、その結果電気代が上がってしまいます。
漏電を防止することは、電気料金の省エネを考えることでもあるのです。

 

倉敷市の業務用エアコンの設置、メンテナンスは ルートコムにお任せください。


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